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新規採用職員現場体験研修として、市役所本庁の納税課で納税徴収体験をしてきました。厳しい財政状況の下、地方公共団体が行うサービスには必要不可欠である税の重要性を市職員に対して常に意識付けることを目的とする新規採用職員対象の研修でした。
博物館業務には直接は関係のない納税徴収体験ではありましたが、市が幅広い仕事をしていることを再認識し、博物館業務が市の別業務との関係性の中で、どのように位置づけられるのかを意識する上で、大変貴重な研修となりました。また、納税業務自体を覚えるというよりは、日々の博物館業務の中で予算を節約することの大切さを認識する上でも、大変貴重でした。 市民が納税義務を有するのは、市民が行政サービスを受ける権利と表裏一体です。よって、市や市民が博物館の存在意義を認め、その存続のために予算を出している以上、行政サービスのひとつとしての博物館における市民サービスは、市民の方をしっかりと向いて行っていかなければなりませんし、市民の納税義務はそのために発生しているのだと言えます。今回の研修を受けて、今後の博物館業務を遂行する上で、納税者の存在をより強く意識することの重要性をあらためて認識しました。 ただ、敢えてひとつ付け加えるとすれば、博物館においては、時間的・空間的な視野と意識を持つことが重要です。つまり、歴史資料を半永久的に保存することによって、「今生きる人々」だけでなく、「未来の人々」のニーズにも供することが求められる博物館にあって、「今生きる納税者」だけでなく、「未来の納税者」のことも視野に入れつつ業務にあたる必要性があります。また、博物館という施設の性格上、他市町村の住民や外国人であっても、来館者として受け入れることが大前提であるため、博物館ではより幅広い視野と意識を持って業務にあたるよう心掛けていきたいものです。
学芸員募集(歴史※主として建築史・産業史・技術史の分野)
●機関名 北九州市立自然史・歴史博物館(歴史課) http://www.kmnh.jp/ ●機関の説明(募集の背景) 北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)等での資料等の収集、保管、展示、調査研究及び教育・普及活動等の職務に従事します。 なお、学芸員として採用されますが、博物館以外の事務事業部門(市長事務部局等含む)へ異動することや、一般行政の事務に従事することもあります。 ●勤務形態 常勤(任期なし) ●募集人員 1名 ●応募資格 受験資格:昭和27年4月2日以降に生まれた人で、学芸員の資格を有する人又は平成24年3月31日までに取得見込みの人 詳細については、「採用試験案内(採用試験申込書)」掲載。 ●募集期間 2011年11月10日から 2011年12月28日まで ●着任時期 2012年04月01日から ●応募書類(送付先を含む) *応募には「採用試験申込書」の提出が必要です。 申込書は北九州市教育委員会総務部総務課、総務企画局広聴課、北九州市立美術館(分館含む)、北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)、各区役所総務企画課広報広聴係及び各区役所出張所にあります。 郵便で請求する場合は、封筒の表に「学芸員試験申込書請求」と赤字で書き、140円切手を貼ったあて先明記の角形2号の返信用封筒を同封して、北九州市教育委員会総務部総務課に請求してください。 北九州市教育委員会総務部総務課(803-8510北九州市小倉北区大手町1番1号 電話093-582-2352)
三重県では、平成26年の開館を目指し新しい県立博物館の整備を進めています。このため、次のとおり職員を募集します。
1 職種及び採用予定数 学芸員(博物館学) 1名 学芸員または学芸技師(生物学:ただし、昆虫分類学) 1名 学芸員または学芸技師(生物学:ただし、植物分類学) 1名 2 受付期間及び時間 平成23年11月1日(火)から平成23年11月30日(水)まで(ただし、土曜日、日曜日、祝日を除く)午前8時30分から午後5時まで 3 試験の日時及び場所 第1次選考:書類審査 第2次選考:平成24年1月22日(日) (会場・時間等は第1次選考の結果通知でお知らせします。) 第3次選考:平成24年2月12日(日) (会場・時間等は第2次選考の結果通知でお知らせします。) 4 申込方法 所定の申込書兼履歴書に必要書類を添えて、下記の申込先へ11月30日(水)までに提出してください。 5 募集案内、申込書類 募集案内及び申込書類は、県庁受付、総務部人材政策室、県内の県庁舎(県民センター等)及び下記の申込先で入手できます。また、ホームページ上にもPDFファイルで掲載していますので、印刷してご利用ください。 6 問い合わせ及び申込先 三重県生活・文化部 生活・文化総務室 総務グループ 担当 谷岡(たにおか)、伊藤(いとう) 〒514-8570 三重県津市広明町13番地(三重県庁8階) 電話番号 059-224-2621 11月2日から3日にかけて、国立民族学博物館の広瀬先生と青森県立盲学校の増子先生と僕の3人で、三内丸山遺跡近くの青森県立美術館に行ってきました。特別展「タッチ・ザ・アート!~触れて体感、アートの感触~」で展示されていた、触る資料や作品の触学調査と、展示手法の調査をするのが主な目的でした。さすが美術館!!触ることや音を鳴らすことのできる資料や作品を上品に並べ、縄文の出土資料と作品との関連性も持たせ、なかなか面白い展覧会でした。訪問当日は、特別展の担当者である細矢さんや、特別展への協力者である青森大学ソフトウェア情報学部の小久保先生も立ち会ってくれ、触るだけでは分からない様々な裏話とともに触学をすることができました。また、一通り触学した後は、お二人とともに研究懇談もしました。障がい者アート事業で、絵画を触ることについての研究を3ヶ年で行っているとのこと。今回の特別展もその研究の一環としての開催でした。2年ほど前に広瀬先生の科研費「誰もが楽しめる博物館を創造する実践的研究」で同館を訪れた際、我らが小山館長が「この美術館はほろびるぞ!」と発破を掛けたのも影響しているのかもしれません。 全国の博物館・美術館に触る展示がどんどん広がっています。ただ単に資料や作品を来館者に触ってもらうだけではなく、触ることの意味や意義、そして、触ることでより身近に感じることができる展示とはどういった展示なのかを、館も来館者も共に考えるなど、皆で触る展示を育てていくことができればと思っています。
埼玉県教育委員会が,平成23年度の学芸員採用試験を行います.
募集分野は「考古学(中世~近世)」「歴史学(日本近代史)」「民俗学」「地質学(古脊椎動物)」です.受付期間が10月31日(月)~11月10日(木)(持参の場合,11月10,11日)で,第1次選考が11月28日(月)です. ここ数年続けての募集ですが,なかなかない機会ですので,ご希望の方は是非受験してください,このことです. 募集情報や要項など,詳しくは下記をご覧ください. http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gakugei-saiyou.html http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/467629.pdf 担当している吹田市立博物館の平成23年度秋季特別展「さわる―みんなで楽しむ博物館―」が9月4日(日)に始まりました。4月に当選したばかりの井上市長も開会式に駆けつけ、挨拶をしてくれました。人は博物館のモノをさわることで何を得、何を感じるのか。この特別展では、皮膚感覚・聴覚・嗅覚などの感覚を使って博物館を楽しむことでどのように来館者の知が無限に広がっていくのか、その多様性と可能性を来館者の様々な声から考えたいと思っています。この特別展は、来館者に展示物をさわってもらうことに主眼を置いた展覧会ですが、原点はいわゆるハンズ・オンからの発想ではなく、小山修三・現館長(民博名誉教授)が持ち込んだ「民博の民族資料は世界中から集めたガラクタだから来館者には自由にさわってもらったら良い」という梅棹忠夫DNAと、手学問を唱える全盲で民博の准教授・広瀬浩二郎DNAからの影響を強く受けたものです。なお、梅棹も1980年代半ばに失明しています。![]() ![]() この特別展の一番のウリは、無色透明なUV(紫外線)硬化樹脂インクの点字や立体触図を使った図録(変形B5版、22ページ、2,200円、限定200部)です。点字や立体触図が透明なので、その下の字や図をほとんど邪魔せず、文字どおり「みんなで」楽しめる図録になっています。いままで博物館が刊行した同種の図録としては、文化庁等の補助金を得て視覚障がい者など展覧会の開催に協力した限られた関係者にのみに無償で配布された高価な図録作成の例はいくつかありましたが、館が自らの予算で作成し、欲しい人は誰でも自己負担をして購入できるように、できるだけ価格をおさえて幅広く(予算の関係で200部ですが・・・)販売されたものとしては、日本ではとても珍しい試みです。レア・アイテムですので、みなさん、ぜひご購入ください。 10月29・30日には、国立民族学博物館 公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる『手学問のすゝめ』」が開催される予定で、「『さわる展示』の回顧と展望」と題して私も発表します。科研費プロジェクト「誰もが楽しめる博物館を創造する実践的研究―視覚障害者を対象とする体験型展示の試み」(研究代表者:民博・広瀬浩二郎)の成果公開としてのシンポジウムです。すでにかなりの申込みが入っているそうで、広瀬先生は座席をもう少し増やせないかと思案中だそうです。参加を希望される方は、お早めにお申し込みください(もしかしたら既にいっぱいになっているかもしれません!)。プログラム等は民博HPをご覧ください。
平成23年度吹田市立博物館夏季特別展関連シンポジウム/日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)平成23年度第2回近畿支部研究例会「災害と博物館~災害時に博物館ができること~」が開催された。以下、簡単に報告する。
1.プログラム 13:30-14:00 開場・受付 14:00-14:08 開会あいさつ(桃山学院大学准教授・JMMA近畿支部長・全日本博物館学会役員 井上敏) 14:08-14:55 講演(国立民族学博物館准教授 林勲男氏) 14:55-15:45 講演(近大姫路大学講師、歴史資料ネットワーク副代表 松下正和氏) 15:45-16:30 パネルディスカッション(司会:井上敏、パネリスト:林勲男氏、松下正和氏) 16:30-16:35 閉会あいさつ(文化環境研究所所長・JMMA副会長 高橋信裕) 司会: 五月女賢司(吹田市立博物館学芸員、JMMA近畿支部幹事) 2.講演概要 開催趣旨: 3.11の発生後、多くの人々が「私に何ができるか」を考えた。では、博物館は災害がらみ(災害に向けての備え、災害時の緊急対応、災害後の復興など)でどんな貢献ができるのか。東日本大震災で多くの博物館や文化財等が被災している今、そして、博物館に氷河期が到来している今、博物館の存在意義とは何かをあらためて問い直すべきではないだろうか。世界の博物館の取り組みや関西発の文化財保全の取り組みなどを議論するなかで、われわれに何ができるのか、文化財に関わる関係者や市民一人一人が考えるきっかけにしたい。 林勲男氏(当日配付の講演概要から) 文化財の救出と修復作業が進められている。しかしそれによってすべての文化が再建・再生されるわけではない。国立民族学博物館(みんぱく)がかかわっている活動について紹介しながら、この問題と対策について考えた。また、ミュージアムを通じた防災教育の在り方についても具体的な事例が紹介された。 松下正和氏(当日配付の講演概要から) 阪神大震災以降被災した民間所在の歴史資料を保全するボランティア団体である「歴史資料ネットワーク」の活動について紹介しながら、未指定文化財を保全することの意味、平時からの準備のあり方、博物館が災害時と平時について果たすべき役割についてお話ししたいと思います。 3.感想・反省 「災害時に博物館ができること」というサブタイトルの付け方は、良くなかった(私がタイトルを考えました)。「災害時」というと、博物館の災害時における緊急対応をイメージしてしまう恐れがあるからである。実は、平時や復興時・復興後の対策・対応も大切である。また、博物館だけでなく、普段から博物館が立地する地域や保存科学や修復、博物館学の専門家らを巻き込んで郷土の歴史と文化を守っていくことが、災害からの物理的復旧が安定した後に地域の人々が生きていく精神的な糧になりうるものとして大切な要素だと改めて認識した。9月11日の秋季特別展「さわる―みんなで楽しむ博物館―」関連イベントである「水濡れ資料の吸水乾燥ワークショップ~『史料の救命士』ボランティアのお誘い」もこうした考え方に基づき開催するものである。
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平成23年度 吹田市立博物館夏季特別展関連シンポジウム 日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)平成23年度 第2回近畿支部研究例会 「災害と博物館~災害時に博物館ができること~」のご案内 ------------------------------------------------------------------------------------◇ 【趣旨】 3.11の発生後、多くの人々が「私に何ができるか」を考えました。では、博物館は災害時にどんな貢献ができるのか。東日本大震災で多くの博物館や文化財が被災している今、そして、博物館に氷河期が到来している今、博物館の存在意義とは何かをあらためて問い直すべきではないでしょうか。世界の博物館の取り組みや関西発の文化財保全の取り組みなどを議論するなかで、われわれに何ができるのか、文化財に関わる関係者や市民一人一人が考えるきっかけにしたいと思います。 大学関係者、文化財保護関係者、博物館関係者、市民の方々、また博物館の災害対応に興味を持っている学生の皆さんなど、たくさんの方のご参加をお待ちしております。 1.開催日時・会場 日時: 平成23年8月7日(日) 14:00~16:00 (13:30開場) 会場: 吹田市立博物館 2F講座室 (定員120名:先着順) 2.主催 吹田市立博物館、日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)近畿支部 3.後援 全日本博物館学会、日本展示学会 4.プログラム 13:30-14:00 開場・受付 14:00-14:05 開会のあいさつ(吹田市立博物館館長 小山修三) 14:05-14:35 講演(国立民族学博物館准教授 林勲男氏) 14:35-15:05 講演(近大姫路大学講師、歴史資料ネットワーク副代表 松下正和氏) 15:05-15:55 パネルディスカッション(司会:JMMA近畿支部長・全日本博物館学会役員 井上敏、パネリスト:林勲男氏、松下正和氏、小山修三) 15:55-16:00 閉会のあいさつ(井上敏) 司会:黒岩啓子 5.参加費: 無料 6.お問合せ・お申し込み先 E-Mail: s-inoue@andrew.ac.jp (できるだけメールにてお願いします) FAX: 0725-54-3202 (桃山学院大学 経営学部 井上 敏あて) 7.吹田市立博物館へのアクセス 〒564-0001 吹田市岸部北4-10-1 TEL: 06-6338-5500 アクセスの詳細は http://www.suita.ed.jp/hak/riy/riy.html をご参照ください。 【電車・バスでお越しの方】 〓 JR吹田駅東改札(北口)「JR吹田北口」1番のりばまたは阪急吹田駅「吹田市役所前」2番のりばから「桃山台駅前」ゆきか「山田樫切山」方面ゆきか「万博記念公園駅」ゆきの阪急バスに乗車し「佐井寺北」にて下車徒歩約10分。紫金山(しきんざん)公園内の名神高速道路のトンネルを抜けてすぐ。(バスの乗車時間は「JR吹田北口」から約11分、「吹田市役所前」から約14分) 〓JR吹田駅中央改札(中央口)「JR吹田」2番のりばまたは阪急吹田駅「吹田市役所前」1番のりばから「阪急山田」ゆきまたは「千里中央」ゆきの阪急バスに乗車し「岸部」にて下車徒歩約10分。紫金山(しきんざん)公園内。(バスの乗車時間は「JR吹田」から約14分、「吹田市役所前」から約9分) 〓阪急南千里駅「南千里」5番のりばから「JR吹田」ゆきの阪急バスに乗車し「佐井寺北」にて下車徒歩約10分。(バスの乗車時間は約14分) 〓JR岸辺駅で下車徒歩約25分。阪急正雀駅で下車徒歩約30分。 【車でお越しの方】 〓名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道「吹田ジャンクション・IC」から約20分。(五月が丘・佐井寺方面からお越しください。駐車場無料:44台) ![]() ※博物館の近くにはレストランやコンビニエンスストアはありませんので、昼食は各自でご用意ください。
ここ数日内に、吹田市内で活動する2つの市民団体の会員になりました。
一つは、吹田歴史文化まちづくりセンター(浜屋敷)、もう一つは、千里市民フォーラム。これらの両方が、自分たちによる、自分たちの地域のための活動を民の立場から熱く展開しています。 どうして僕がそれらの会員になったのか。地域博物館で勤務し、近現代史を担当する者にとって、現在の地域社会や市民の動向を知ることは重要だと思ったからです。また、そうした市民団体とつながっておくと、将来、自分が担当する展覧会開催時などに資料や情報の提供をしてもらいやすくなるなど、さまざまな連携が期待できます。 これまで、アフリカ、ヨーロッパ、西インド諸島(カリブ海)など、外国の博物館を中心に勤務し、また、2011年1月には、地域博物館の役割についての調査で、米国と西インド諸島に、2月から3月には、博物館における地域住民参加型の観光化についての調査で、シリア、ヨルダン、パレスチナに出張してきた経験から、地域博物館の地域社会における役割に強い関心を持つようになりました。カリブ海からの帰国後は、吹田の千里にある民博で研究員をしていましたが、2011年4月からは念願の地域博物館である吹田市立博物館で勤務をしています。歴史博物館は、ただ単に過去を学ぶ場(もしくは、学芸員が上から目線で過去を教える場)ではありません。利用者一人一人が歴史資料などの展示物やそこでのさまざまな活動を通してそれぞれの未来像を創造する、いわば地域課題の発見・解決のための拠点であるべきだと思っています。 そうした考え方をベースに、地域住民の皆さんと楽しく地域社会について考え、いろいろな実践をしていきたいと思っています。
4月29日( 金) から開催されていた平成23年度春季特別展「万博市民展」が7月3日(日)に閉会しました。1970年当時の万博ガイドブックやパンフレット、記念切手などを実際に手に取ってみていただけるハンズオンコーナーや、歌手・嘉門達夫さんの万博ピンバッジなど、いくつかの目玉があって、ご来館されたお客様の中には、当時を思い出しながら懐かしそうにご覧になる方、第2世代とも言うべき当時を知らない新たな万博ファンなど、数多くいらっしゃいました。監視員の女性たちに「監視員」としてだけでなく、ハンズオンコーナーを中心に来館者と交流を持つ役割を与え、「万博市民展―来館者の声記録日誌―」と題して裏紙を活用して即席で作ったファイルに来館者の声を会期中記録してもらいました。僕にとっては、ここからの情報が質量ともにすごかった。また、特別展の会期中4人雇用した監視員は1日1人の出勤だったので、別の日に出勤した監視員の記録を読み、日誌の来館者の声を別の来館者に橋渡しをするなど、来館者との交流に生かすことができました。吹田市立博物館ではおそらく初めての試みであり、まずまず成功したと言っていいと思います。記録日誌のアイデアは僕のものだとしても、特別展を担当したのは別の学芸員なので、その人の了解をもらって、来年度の館報にその報告を掲載したいものです。個々の市民の声が博物館の知を深く豊かなものにするだけでなく、市民の集合知を創造していくための媒体として博物館が機能できればうれしいです。
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